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主任教授挨拶

主任教授 行岡 哲男

東京医科大学 救急医学講座 主任教授 行岡 哲男 
自己改革の年
東京医科大学病院は、長い歴史を誇る大学病院です。もとより、ゼロから起きあがるのではありません。しかし、『人間にとっては、ゼロから起ちあがる場合よりも、それまでは見事に機能していたシステムを変える必要に迫られた場合のほうが、よほどの難事業になる。後者の場合は、何よりもまず自己改革を迫られるからである。自己改革ほど、とくに自らの能力に自信をもつのに慣れてきた人々の自己改革ほど、むずかしいことはない。だが、これを怠ると、新時代に適応した新しいシステムの樹立は不可能になる。』(「ローマ人の物語」塩野七生 新潮文庫12巻109頁)
 引用したのは、2000年以上前にローマが経験したコスモポリス(世界国家)の産みの苦しみについての説明のくだりです。ギリシャのポリス(都市国家)が衰退し、カルタゴやエジプトという大国が滅んだのは、時代に適応する自己改革に失敗したためです。多様な人種・言語・宗教・風俗を受け入れつつ、地中海世界をとりまとめ、それを維持するシステムに向けた自己改革をローマの人達は成し遂げます。
 時代の奔流の激しさは、2000年前の地中海世界に比べると全世界を巻き込んでいる現代のほうがさらに大きく激しいと思います。「自らの能力に自信を持つ」程でなくとも、“これまでやってきた方法だから”とか“今まで問題なかった”とか“先例が無い”さらには、100年近くも大丈夫だったからという思い込みが、もしあればこれは衰退の予兆とみるべきでしょう。
 凶兆がもし在ったとしても、これを吹き飛ばし、衰退の予兆をつみ取るには、自己改革の実を示すことが必要です。大学病院にとって、時代に適応するための自己改革とは、まずもって、我々が社会から何を求められているのか、これを見定めて我々が進むべき路を切り拓くことに他なりません。本院は人材に恵まれています。適材適所をもって、自己改革に向けた第一歩を踏み出したいと思います。このご協力へのお願いを申し上げるとともに、新年のご挨拶と致します。





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