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救急医学からのお知らせ

Society for Academic Emergency Medicine 2013 


SAEM2013のレポートです。
到着 
2013年5月15日(水) 
日本のみなさんこんにちは

先ほどピッツバーグに入りました.出国審査で『搭乗券が見当たらないけどキミどうやって此処まで入ってきたの?』とI先生が足止めを喰らって,危うく成田でお別れかと思いましたが,無事三人揃ってU先生に会えました.ご家族ともU先生はお元気そうです.一寸空港で行き違いがありまして,迎えにこれないなら直接ホテルに行っちゃう?と私が提案したのですが,Y・I両先生がU先生の誠実に限って間違いはないと強く保証してくれたのが頼もしかったです.車でホテルまで届けて頂いて安楽でした.明日はU先生の職場を拝見して,K先生の元へ向かいます.
道中報告 
2013年5月16日(木) 
みなさん今晩は

当地は木曜日の朝でY・I両先生との道中も3日目の朝を迎えました.両名とも健啖家ぶりを発揮し,昨日朝はオムレツ,昼はオバマ大統領お気に入りのパンケーキ,夜はブラジリアンバーベキューを完食して元気です.頼もしい限りです.昨日は,U先生一家と京都−東京間と同距離のロングドライブで,ピッツバーグからK先生の待つ,ここへ連れて来て頂きました.U先生にはお一人に運転を任せてしまい申し訳なかったです.でも道中ずっと彼とお話しでき,このようなことは新宿にいても珍しいことでとても楽しめました.彼には大変だったと思いますが,このままずっと走り続けたいと感じた程です.でもその場合は,I先生のお腹が限界を越えたでしょうが.本日はこれから,K先生の研究室を拝見します.全てU・K両名が仕切ってくれているので,楽でかつゴージャスな旅です.かつてT・K両先生を,やはりこの米国に尋ねた日を思い出します.私はずっと旅を続けたい思いですが,I・Yの御両名が,どこまで平らげ続けられるかを見るのが,楽しいような空恐ろしいようなそんな気分です.
シミュレーションセンタ報告 
2013年5月16日(木) 
みなさん

ペンシルバニア州ピッツバーグでの見学報告です.U先生は,医学・医療シミュレーションセンタで働いています.私が一寸前に,臨床実習でシミュレーションの真似事をした件を彼に話しました.その時は上手く行かなかったのですが,早速U先生から,それはスキルトレーニングとノンスキルのシナリオがごっちゃになったからでは?と指摘を受けました.なるほど確かに当時は,人形相手にシナリオを進めようとしても,IVラインやら挿管やらが始まると,学生全員がそっちに気を取られてしまっていました.また,リーダを決めて手技から独立させると良いとも伺いました.リーダシップやチームワークだけを評価するシナリオもあるそうです.

さらには,デブリーフィングやフィードバックなど,シムの振り返りを行うと参加者の満足度が高まるようです.そのためには記録が重要とU先生は仰っていました.そう考えると,当時私がシムを試みた時は途中からレクチャに変わってしまって,記録どころではありませんでした.本来医療シミュレーションは,時間軸の中で取り組んでいくので救急医療には向いているはずです.そこで横軸に時間を,縦軸をA気道,B呼吸,C循環などの枠に分けた空のチャートを準備し,そこに学生が思いついた時点での診察や処置を書き込み,それを見て振り返りしたら良いかと考えました.このセンタの様な高度な記録システムは望めませんが,帰国したらまた企画してみたいと思います.
大学見学 
2013年5月17日(金) 
みなさん今日は

木曜日の午前は,K先生の留学先である大学の神経外科研究室を訪問しました.Y先生は『ボロい』と仰いましたが,近代的なビルの狭間に,歴史的な趣の佇まいで雰囲気ある建物でした.K先生は外傷外科の客員で,この神経外科の研究室に間借りして,外傷や急性侵襲の動物モデルを使い,脳損傷の病理と治療を実験しています.今回彼がNeurotrauma 学会に発表するのは,マウスの外傷性脳損傷モデルで,頭蓋骨を外した脳表の静脈を生体顕微鏡 intra-vital microscopy で観察します.ロダミンで染めた白血球の,血管内皮へのrolling や接着を撮影して,マンニトールや高張ナトリウム液投与による治療が,この白血球の挙動にどう影響するかを調べるものです.近年,高張ナトリウム輸液は,循環血液量を回復するのみならず,その免疫や炎症に対する効果が注目されています.彼のボスは高張ナトリウム液をテーマにしているらしいので,当然その治療効果が期待される所です.ところが,今回K先生のデータは,マンニトールでのみ白血球のrolling や接着が抑制されたそうで,彼のボスとしては複雑な思いなのかも知れません.

K先生はご家族ともご健勝のご様子で,溌剌とキャンパスを闊歩していました.今朝は風薫る爽やかなホテルのレストランで,I先生がカリカリベーコンをお皿に山盛りにしていました.彼女らがどこまで行けるのか,今はただ見守りたい気持ちです.
アトランタ 
2013年5月17日(金) 
みなさんこんばんは

U・K両先生の心づくしの歓待を後にして,私達一行はデルタ航空の本拠地,南部アトランタに入りました.ここが最終目的地です.学会会場でもあるホテルの,最上階に位置する名物レストランは,数ヶ月に及ぶ改装中とのことで私の心は沈んでいました.ところがY先生は,そんなアクシデントにめげることもなく『じゃあ日本食に行きましょう』と張り切っています.ご存じのように日本食は,健康志向のアメリカ人を魅了し続け,もはやブームを越えて文化として当地に根付いています.アトランタにも,何軒もの日本食レストランがあるようです.しかし,まがい物といっては気の毒ですが,敢えて選ぶほどの価値があるのか?自然私は偏見を持っていました.でも,本当にそうなのか,試してみなきゃ判りませんよ,こういう機会だからこそやってみましょう,そう彼女は主張します.見事,ザ・挑戦者・Y先生,熱いハートは健在です.牛の肉を食しておけばイイや,と決め込んでいた私の何とコンサバなことでしょう.私は己の不明を羞じました.

フロントのお姉さんに教えてもらい,勇躍お店に向かった私達ですが,危うく迷子になる所でした.というのも,私はいつも『こっちこっち』と先頭に立つのですが,実は生来の方向オンチで,当てずっぽうと思い込みが甚だしいのです.判っていても繰り返すのだから始末に負えません.よくMさんにも叱られます.すると,見かねたI先生が,サファリヘルメットの妙なオジさんから,何やら道を聞き出しているではありませんか.流石,オジさんキラーI先生,ニコニコと愛想良く,オジさんもご満悦です.そういえば空港でも,黒人のオジさんに声を掛けられていましたね.そんなこんなで店に着きました.思いがけずオシャレな内装で,予想を上回るアバンギャルドな盛りつけの料理に,私も大いに満足しました.いよいよ明日は学会当日,でもまだ手元に発表用ポスタがありません.不安と期待を胸に床につく私達です.
学会発表 
2013年5月18日(土) 
みなさんおはようございます

心配だった発表用ポスタも,無事学会受付に届いていました.今回の学会 Society of Academic Emergency Medicine SAEM2013では,学会が委託する業者がポスタ作成を請け負い,ウェブサイト上で作成します.その編集はパワポで簡単にできます.数年前,イラストレータやフォトショップで作り,何度もキンコーズで試し刷りしたのを思うと隔世の感があります.あまりの容易さに拍子抜けして,会場で無事ピックアップできるか不安で,ホラよと受付のオジさんが手渡してくれても,にわかに信じられませんでした.さらに,この業者委託の効果か,会場で見渡してもポスタのサイズが奇麗に揃っています.枠からはみ出したり,縦横比が逆転しているポスタが稀でないのが常でしたが,ウェブサイトで作る為,ひな型が与えられていて間違えようがないのです.アメリカ人もできるようになったなぁと,変な所で感心しました.

会場で面白い展示に,クイズ形式の症例提示が50題程でていました.臨床経過の説明と写真やCT,心電図などが掲示され,クエスチョンに答える企画です.雑誌では日本でもお馴染みですが,学会で大きく取り上げられているのは始めて見ました.また思いついたのですが,これを学園祭でやってみようと考えています.今まで,勉強会の内容を学園祭で展示していましたが,学生の興味はあまり引けませんでした.これならいけるかもしれません.低学年には,あくまで症例提示のスタイルは保ったまま,解剖や生理の知識で解ける問題を考えます.また高学年には,テストの臨床問題と同じではつまらないので,あまり試験に出ない,一寸変わった切り口や症例を示せれば良いと思います.楽しい展示にできるのではないでしょうか.全ての予定を終え,明日は帰国です.

 
発信 
2013年5月18日(土) 
みなさんこんばんは

これから飛行場に向かいます.帰りはアトランタから直行で楽なモノです.今回一番焦った瞬間は,学会のホテルでY先生がチェックインの際,予約が入っていないと言われた時です.Yの発音が聞き取れないのかと私も口添えし,受付のお姉さんも一字一字確認しながらキーボードを押すのですがダメです.こりゃ隣のハイアットに行くか?と頭をよぎった所,お姉さんが機転を利かせて『予約に使ったクレジットカード見せて』とカードをスロットに通したら見つかりました.お姉さん得たり顔で『貴女はTね!』と宣言します.T先生,ラストネームとファーストを入れ間違えましたね?その後もY先生は,果敢に『受付のお姉さん』に挑みました.学会会場では,事前登録しているはずなのに新規の列に並ばされたり,レストランで『Your last name?』と尋ねられて予約無しは不可と勘違いしたり,それでも前へ進む姿勢が感動的でした.

振り返って今回の企画で私の収穫は,事前に循環器内科・麻酔科と他科で予演ができたことです.従来,教室内での予演は当たり前ですが,他科のスタッフから意見が貰えたのは大きな事でした.本来,救急医学の研究は,他科に通ずる所があるのです.I先生は何度も同じプレゼンする羽目でご苦労様でしたが,その甲斐はあったと思います.所詮,論文も学会も場数がモノを言う部分がありますから.学会当日も,何件かの質問を捌いてくれたようで,『お嬢ちゃんどこから来たの~?』とか『お一人?偉いねぇ』的なやり取りもあったようですが,立派に務めてくれました.短いながら充実した企画であったと自負していますが,何より留守を守ってくれた家族とスタッフのみなさん,そして快く歓待してくれたU・K両家に感謝します.以上,アトランタの街からレポートでした(写真はグラタン皿に盛られたクリーム・ブリュレ).

 
空港 
2013年5月19日(日) 
みなさんおはよう

出発が遅れてまだ飛行場です.ウロウロしていてとんでもないモノを見つけました.さて問題です.一枚目の写真はアイスクリームの自販機です.ガラスの向こうは空間が広がっています.どうやって買うのでしょう?
答え:吸引器で吸い付ける.二枚目をご覧下さい.ガラスの向こうで冷凍庫の蓋が跳ね上がって中にアイスが入っています.そしてUFOキャッチャーのように,吸引器が前後左右に動いて位置を決め,お目当てのアイスを吸い付けて上がってくるのです.味は普通です.ではこんどこそアトランタからさようなら.

    


【Society for Academic Emergency Medicine 2013 Annual Meeting 概要】
・会期: 2013年5月14日(火)~18日(土)
・会場: Atlanta

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